人材教育の無駄を省く
蝪鵤錚紕瓧鵤 代表取締役社長 中野慧氏

    中野社長

 知識やノウハウの動画共有サービスを展開するsoeasy(東京都品川区)が提供する「soeasy buddy(ソーイージーバディ)」は社内にあふれるノウハウを撮影・アップロードするだけで簡単に共有できるスマホの動画マニュアルサービス。食品加工技術や営業手法、企業内の財産であるノウハウを動画や画像で集約する。いつでも、どこでも、何回でもノウハウを視聴できるため、無駄なコミュニケーションを省き、社員の成長を促進。情報のアップデートも容易で新たな気付きを常時反映できる「進化するマニュアル」。中野慧社長に現在の人材教育における問題点や同社サービスの存在意義について聞いた。

 ――現代の人材教育における問題点は?
 中野 経済や技術の発展に伴い労働環境も常に変化しており、業務上習得しなければならない技術や知識の量は増えています。一方、人材教育ではOJT(現任訓練)をはじめとする昔ながらの手法が多くの企業でいまだに主流。時代の変化に追いついていないと認識しています。
 マニュアルで理解できないことは「上司の背中を見て学べ」という指導方法は部下を委縮させ、成長を阻害する要因となりえます。また、上司にとっても時間的、精神的な負担となります。今後は外国人材雇用機会も増加すると予想され、それに対応する教育体制も整備する必要があると考えます。

 ――それをどう解決するか?
 中野 「soeasy buddy」は動画を通して自分のスマホで何回もノウハウを確認できることが最大のメリットです。人の時間を奪うという心配もないため、成長意欲を促進させます。ディスカッションが必要であればフェイスブックのように質問や疑問を投稿。複数の人間と効率的に意見を交換できるため、ノウハウはアップデートされ、新たな資産となります。eラーニングとは異なり、スマホで全ての作業が完結することも特徴です。若年層、外国人労働者ともに利用度も高く、成果にもつながりやすいはずです。

 ――食品加工業にどう生かせるか?
 中野 異なる工場やライン、シフト間における情報共有がしやすくなり改善活動、リスク管理活動の効率が飛躍的に向上すると思います。シフト間の情報伝達の場合、交代時の引継ぎや日報などが想定されますが、情報量は限定的です。「soeasy buddy」は動画でスピーディーな共有ができます。操作性も重視し、誰もが直感的に導入しやすいよう設計しています。デモシステムも無償で提供する準備があります。少しでも興味を感じたら気軽に問い合わせいただきたい。

 ――最後に
 中野 誤解されがちですが、私たちは決して対面のコミュニケーションをなくそうとは思っていません。無駄を省き、効率的に教育活動を展開することはストレスを軽減し、社内の円滑なコミュニケーションにつながると信じています。