EU輸出解禁受け、卵・乳製品を出品

 前回(2017年)のジャパンパビリオンの様子

 JETRO(日本貿易振興機構)はドイツのケルン市で10月5〜9日開催される「Anuga2019」にジャパンパビリオンを設置する。出展は16回目。67社・団体が参加する。

 今年は日EU経済連携協定(EPA)が2月に発効して調味料や抹茶、牛肉などの関税が即時撤廃されており、パビリオン設置で日本産食品の輸出拡大に弾みをつけたい。

 EPA発効に加えて日本産の卵・卵製品と乳・乳製品が、EU向け輸出が可能な国・地域の「第三国リスト」に加わった。これまで輸出が認められなかった一部品目で、‘類(肉エキスを含む)を原材料に使用していない、日本産の卵と乳の使用割合が50%未満といった例外措置が適用され、マヨネーズや菓子などの加工食品の輸出が解禁された。

 今回は日本畜産物輸出促進協議会がPRブースを設け、六甲バターや老舗養鶏の落水正商店(長崎県雲仙市)が菓子を出品して販路開拓を図る。
 このほか、グルテンフリーやオーガニック、アニマルフリーに対応した商品、抹茶やゆず、ラーメン、和牛など人気の高い日本食材を多数取り揃える。

 2018年のEU向け食品の輸出額は前年比5.9%増の479億円となり、2012年以降の6年間で250億円余り増えている。